Here We Go!
Sex Pistolsのコレクション紹介!
今回ご紹介するのは…

映画「ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル」オリジナルサウンドトラック・アルバム
The Great Rock’n’Roll Swindle(ピストルズ栄光の伝説)
今回は、日本コロムビア盤をご紹介します!
🧷 映画について

1980年公開のイギリス映画で、監督はジュリアン・テンプル。
伝説的パンクバンド「セックス・ピストルズ」とそのマネージャー、マルコム・マクラーレンを中心に描いたモキュメンタリー(偽ドキュメンタリー)作品。
マルコムがセックス・ピストルズを使っていかにして音楽業界から金を巻き上げたかっていうストーリーです。
ご興味があればぜひ一度ご覧ください。
🧷 基本スペック
・タイトル:The Great Rock’n’roll Swindle
ピストルズ栄光への伝説
・アーティスト:Sex Pistols
・フォーマット:LP(33 1/3RPM)2枚組
・発売日:1979年6月25日
・レーベル:日本コロムビア
・カタログ番号:YB-7004~5AX
・ジャケット仕様:ゲートフォールド帯付



🧷 収録曲
※収録曲は当アルバムの表記のため今の表記と若干異なる曲があります。
YB-7004-AX/Side1
1:God Save The Queen(Symphony)
ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン・シンフォニー
2:Johnny B Goode
ジョニーB・グッド
3:Road Runner
ロード・ランナー
4:Black Arabs
ブラック・アラブス
5:What You Gonna Do About It
ホワット・ユー・ゴナ・ドゥ・アバウト・イット
6:Anarchy in The U.K.
アナーキー・イン・ザ・U.K.
YB-7004-AX/Side2
1:Substitute
サブスティチュート
2:No Lip
ノー・リップ
3:Stepping Stone
ステッピング・ストーン
4:Anarchy Pour Le U.K.
アナーキー・イン・ザ・U.K.(フランス語)
5:Belson Was A Gas
ベルゼン・ウォズ・ア・ガス
6:Belson Vos A Gasser
ベルゼン・ウォズ・ア・ガス
YB-7005-AX/Side1
1:Lonely Boy
ロンリー・ボーイ
2:Something Else
サムシング・エルス
3:Silly Thing
シリー・シング
4:Love Is A Song
ラブ・イズ・ア・ソング
5:Rock Around The Clock
ロック・アラウンド・ザ・クロック
6:Cosh The Driver(No One Is Innocent)
ゴッド・セイヴ・ザ・ピストルズ
7:My Way
マイ・ウェイ
YB-7005-AX/Side2
1:C’mon Everybody
カモン・エヴリバディ
2:EMI
3:Rock and Roll Swindle
ロックン・ロール・スウィンドル
4:Friggin In The Riggin
フリッギン・イン・ザ・リッギン
5:You Need Hands
ユー・ニード・ハンズ
6:Who Killed Bambi
バンビを殺したのは誰
🧷 プレス/バリエーション情報
✔️ マトリックス番号(ランアウト刻印)
・YB-7004-A-1/ YB-7004-B-1
・YB-7005-A-1/ YB-7005-B-1
✔️ スリーブ
・「勝手にしやがれ」と同じく右上にカタログNoあり
・背面はブルーテキストありバージョン
・背表紙は白文字
✔️ ラベル
青地に銀文字。

やっぱり日コロのラベルは美しい✨
🧷 コレクターズ観点のポイント
✔️ 帯
ゲートフォールドに巻くタイプの帯で、『勝手にしやがれ』に比べると大人しい感じ😊
収録曲のアナーキーとベルゼンが(ライブ録音)となってるけど、実際はベルゼンだけですね😅

★先着2万名様にー大型ポスター付の記載あり。
帯裏にPiLの1stの広告が出てました。
発売時期はTGRRS(The Great Rock’n’Roll Swindle)の方が後だったんですね。
️✔️ ジャケットの違い
見開きの中のスー・キャットウーマンとシドの股間が黒塗りされてます!


今は無修正でもOKですが当時はNGだったんですね。ちょっと昭和を感じさせてくれます。
その昔、○○本の黒塗りはバターで擦る消えるなんていう夢のような噂もありましたが・・・😅
同じく右側のレーベルのロゴも塗りつぶされてます。

この辺は色々利権が絡むんで消してるのかな?
ちなみにビクター版ではシドとレーベルはOKになってますが、スー・キャットウーマンはやっぱりNGです。
※UK盤と比べたかったのですが、手持ちは2010年の再発盤でシュリンクが付いてるんで撮影できませんでした。

代わりに紙ジャケCD(VJCP-68853)の写真を載せておきます。


✔️ ライナー・ノーツ

ライナー・ノーツは大貫憲章氏と森脇美貴夫氏が書いてるんですが…
大貫氏のライナーノーツの中で、「アルバムと同時に、同名の本も発売され、それには”The True Story Of The Sex Pistols”という付録が付いてるらしい」と述べてます。
この本と付録は全然知らなかったんですが、ご存じの方はコメントください🙏
同映画についてもコメントの下に映画で使用した楽曲が書いてあり、”Good Ship Venus”がアルバム未収録扱いですが、これは”Friggin in the Riggin”としてちゃんと収録されてますね😊
あと、”Love Is A Song”はどこで使われてるか何十回見ても分かりません!そもそも使われてないのでは🤔?
✔️ 付属品
前に紹介した『勝手にしやがれ』は帯にアンケートハガキの記載があったのに対し、コレには特に記載がなかったのでまぁなくてもよかったんですが😅 ハガキはちゃんと付いてました。

帯にも記載があった大型ポスターですが、ピンホールなどもない、かなり良好なコンディションで付いてましたー🙌🙌🙌

なぜかシドはいませんが、それでもカッコいい!!
よく見ると写真提供は今は無き平凡パンチだったんですねー😆
🔜 次回予告
次回は、The Great Rock’n’Roll Swindle(YB-7004~5AX) 後編です。
曲紹介と謎の”Love Is A Song”について考察したいと思います!
To be continued…
コメント
これ多分ですが、V2168のおまけのマイケル・マーコックのニュースペーパーのアレだと思いますよ。
The True Story Of The Sex Pistolsはその煽り文な気がします。
「同時に本と付録」が出るのではなく、「同名の読み物が付録のミニアルバム(V2168)」がもうすぐ(80年)に出るって話だったのではないかなと?
rubbishflowerさん、いつもありがとうございます。
V2168 マイケル・マーコックで検索して確認できました👍
ライナーノーツってあんまり見ないんですが、たまたまコレを見てそんなオマケあったかな?って気になってたんですよね。
コレですっきりしました😊
ライナーノーツに限らず当時の雑誌の記事とか結構間違えが多かったりしますよね。
名前が違うとか、歌詞もかなり違ったりとか...
真相は大貫さんに聞いてみるしか…💦
絶対忘れてそう。
逆に覚えてたらすごいですよね😆