ION Max LP 交換針レビュー … ダイヤモンド針に変えると音はどれくらい変わる?

ion MAX LPとダイヤモンド針 others

ION Max LPでレコード聴くの、楽しいんだけどさ…
なんか音がもう一歩って気もしない?

それ、レコード沼の入口だね。
まずは針を変えてみるのが一番手っ取り早いよ

ION Max LPは、箱から出してすぐ使える手軽さが魅力のレコードプレーヤーです。
実際に使っていると、レコードを気軽に楽しめる点は十分に実感できると思います。

一方で、しばらく使い続けていると、「もう少し音が良くならないかな?」「何か簡単にできることはないかな?」と感じることもあるかもしれません。

本格的なオーディオシステムを組むとなると、機材選びや設置場所など、どうしてもハードルが高くなりますよね。

そこで今回は、ION Max LPの交換針をダイヤモンド針に変更した場合、音の印象がどの程度変わるのかを、実際に試してみました。

あわせて、交換手順やサファイヤ針との違い、コスト面についても、使用した感想と事実をもとに整理しています。

ION Max LPを使いながら、「少しだけ今より良くしたい」と考えている方の参考になれば幸いです。

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今回の記事について

この記事では、ION Max LPの交換針をダイヤモンド針に変更した場合、音の印象がどの程度変わるのかを、実際に確認しています。

まず、交換して最初に感じた音の変化をまとめ、
次に簡単な録音動画を用いた聴き比べ、
その後に交換手順や針の違いについて整理します。

音の感じ方には個人差がありますが、ION Max LPを使いながら針交換を検討している方の参考になれば幸いです。

今回紹介するのはこちら▼

【4RB CONICAL(丸針) JICO】交換針 レコード針 レコード Record 音楽 DJ JICO ジコー

ダイヤモンド針に交換して感じた音の変化

今回の試聴は、ION Max LPの内蔵スピーカー出力を使用しています。
ヘッドフォンや外部スピーカー接続時の音については、別の機会に改めて紹介する予定です。

正直、思っていた以上に音が変わりました!
レコードをかけてすぐに、「あ、違う」って感じました。

サファイヤ針のときは、なんというか音がまとまって勢いのある印象でした。

ダイヤモンド針に替えてみると、各パートの音がハッキリ聞こえて、全体がクリアに感じます。
その分、演奏の迫力も増したように思いました✨

一度ダイヤモンド針を聴いたあとで、サファイヤ針に戻してみると「これはこれでいいかも」と感じる部分もありました。

サファイヤ針は、音のまとまりにライブ感を感じることができ、聴くレコードによってはこっちもいいかもですね😊

同じ曲でも、針を替えるだけでこれだけ印象が変わるのは、意外でしたね。
ただ、どちらが好みかは人それぞれだと思います。

個人的には、レコードを少しでも良い音で聴きたいと感じている人なら、ダイヤモンド針への交換は試してみる価値があると思います。

一方で、針の交換をこまめにできる人であれば、レコードやその日の気分によって、サファイヤ針を使うという選び方もアリだと思いますね👍



サファイヤ針とダイヤモンド針の聴き比べ(動画あり)

録音環境について

今回の聴き比べ動画は、iPhone 15を使って撮影しています。

ION Max LPの内蔵スピーカー出力を、同じ位置・同じ角度から録音し、サファイヤ針とダイヤモンド針で条件が変わらないようにしました。

専用の録音機材や音声編集は行っておらず、あくまで普段部屋で聴いている音に近い雰囲気を伝えることを目的としています。

そのため、動画では分かりやすい点・分かりにくい点もありますが、「雰囲気の違い」を感じる参考として見ていただければと思います。

動画で分かる点・分かりにくい点

動画で分かりやすかった点

今回の動画を見返してみて、
全体の音の整理感については、わりと分かりやすいなと感じました😊

サファイヤ針と比べると、ダイヤモンド針では

・小さなノイズ(いわゆるプチチリ)が少なくなった
・各パートの音が前に出てきて、分かれやすくなった

このあたりは、動画でもなんとなく伝わるんじゃないかなと思います。

特に全体のクリアさについては、
再生環境によっては「あ、違うかも」と感じる人もいそうですね。

動画では分かりにくい点

一方で、動画だと分かりにくい部分もあります。

実際に生で聴いていると、低音の厚みやベースラインの違いは、もう少しハッキリ感じられました。

実際に聴いて感じた点との違い

特にベースについては、動画よりも実際に聴いたほうが違いが分かりやすい印象です。

動画を見る際の前提について

あくまでスマホでの簡易録音なので、細かいニュアンスまでは伝わりきらない部分もありますが、
全体の雰囲気の違い」をつかむ参考にはなるかな、という感じですね。

比較動画

以下は、サファイヤ針とダイヤモンド針を同じ条件で録音した比較動画です。

サファイヤ針(PT01-RS1)

ダイヤモンド針(4RB CONICAL)




ION Max LPの交換針を実際に交換してみよう

交換手順(写真解説)

① 交換前の状態

まずは交換前の状態です。

赤い部分が現在使用している針になります。

② 針の先端を軽く下に引く

黒い部分をしっかり持ちます。

針先の赤い部分を、斜め下方向に軽く引きます。
無理な力は必要ありません。

③ そのまま下に引く

そのまま下へ引くと針が外れます。

はずれないときは赤い丸の部分を少し広げるとはずれやすくなります。

④ 針が外れた状態です

カートリッジには触れないよう注意します。

外すのと逆の手順で、新しい針を赤丸の方からつけていきます。

⑤ 新しい針を差し込む

奥までスライドさせると、カチッと収まります。

⑥ 先端を上げます

針に触れないように注意します。

⑦ 取り付け完了

先端がしっかり閉じていれば完了です。

※カチッと音がないない場合もあります。

交換時に気をつけた点

針の交換自体は難しくありませんが、作業中はいくつか注意した点があります。

まず、カートリッジ本体や針先には直接触れないようにしました
特に針先は非常に細く、少し触れただけでも曲がったり破損する可能性があります。
黒い樹脂部分を持って操作するのが安心です。

力加減については、それほど強い力は必要ありません
ただし、遠慮しすぎて力が弱すぎると外れない場合があります。
「軽く、でも迷わず」引く感覚がちょうど良いと感じました。

また、アーム自体を無理に持ち上げたり、ひねったりしないよう注意しました
針の交換はアームを動かさなくても行えるため、余計な力をかけない方が安全です。




サファイヤ針とダイヤモンド針の違い(一般論)

ここでは、素材や耐久性など、一般的に言われている違いを整理します。

素材の違いについて

サファイヤ針は、主に合成アルミナを素材として作られています。
加工しやすくコストを抑えやすいため、比較的手頃な価格帯のカートリッジや、簡易的なレコードプレーヤーで多く使われてきました。

一方、ダイヤモンド針は炭素結晶であるダイヤモンドを素材としています。
非常に硬度が高く、摩耗しにくいことから、現在では多くのカートリッジで標準的に採用されています。
ダイヤモンド針には、無垢タイプやチップを接合したタイプなど、いくつかの仕様があります。


耐久性の違い

一般的には、サファイヤ針はダイヤモンド針に比べて摩耗が早いとされています。
使用時間の目安も比較的短く、こまめな交換が前提になるケースが多いようです。

これに対してダイヤモンド針は、長時間の使用に耐えやすく、交換頻度を抑えられる点が特徴とされています。
そのため、長く同じ針を使いたい場合や、使用時間が多い人ほど、耐久性の差を意識することになります。


音質の傾向について

音質の傾向については、針先の素材だけでなく、形状やカートリッジ全体の設計による影響も大きいため、一概には言えません。
その上で、一般的によく言われている傾向としては次のような違いがあります。

サファイヤ針は、音の当たりが比較的柔らかく、全体的に穏やかな印象になりやすいとされます。
細かな音の情報を強調しすぎないため、レコードの状態によっては、聴きやすく感じられる場合もあります。

ダイヤモンド針は、音の輪郭がはっきりしやすく、情報量の多い再生になりやすいと言われています。
特に高域の抜けや音の立ち上がりなどで、違いを感じる人も多いようですね。


コストとランニングコストの考え方

サファイヤ針は初期費用を抑えやすい一方で、使用時間に応じて交換の頻度が高くなりがちです。
そのため、短期間の使用やライトな使い方には向いていますが、長く使う場合は交換回数が増える可能性があります。

ダイヤモンド針は購入時の価格はやや高めになるものの、耐久性が高いため、長期的に見ると交換の手間やコストを抑えやすいですね。


どちらを選ぶかは使い方次第

サファイヤ針とダイヤモンド針には、それぞれ特徴があります。
初期費用を抑えて気軽に使いたい場合と、長く安定して使いたい場合とでは、選択肢も変わってきます。

どちらが優れているかというよりも、
使用頻度や重視するポイントに合わせて選ぶもの
と考えてみてください😊




まとめ

音に満足していても、針は消耗品

ION Max LPの音に特に不満がなくても、針には寿命があり、定期的に交換したほうがレコードには優しいです。

特に大事なレコードを聴く場合は、針の状態を意識しておく意味は大きいと感じました。


今回の結論

今回実際に試してみて、思った以上に音の印象が変わった、というのが正直な感想です。

針を替えただけで、同じレコードでもこんなに違って聴こえるものなんだな、と改めて感じました。


ダイヤモンド針が向いていると感じた人

今回の体験から考えると、ダイヤモンド針はこんな人に向いていると思います。

  • 音の輪郭がはっきりしたほうが好み
  • 内蔵スピーカーでも、少しでも音を良くしたい
  • 気軽にできるアップグレードを試してみたい


サファイヤ針でも問題ない人

一方で、今の音に十分満足できているのであれば、無理に交換する必要はないとも感じました。

サファイヤ針でも、針の状態をきちんと管理しながら使えば、レコードを楽しむことは十分にできます。


最後に

針を替えることで音の印象は変わりますが、どちらが正解という話ではなく、好みの問題でもあります。

だからこそ、レコード再生は面白いのかもしれませんね。

byebye👋

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

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