Here We Go!
Sex Pistolsのコレクション紹介!

今回ご紹介するのは…
Sex Pistols feat. Sid Vicious
「Anarchy In The U.S.A.」です!
ワーナー・ブロスが「NMTB」に続くアルバムとして、アメリカに売り込むつもりだったと噂のコンピレーション・アルバムです。
🧷 基本スペック
- タイトル:Anarchy In The U.S.A.
- アーティスト:Sex Pistols feat. Sid Vicious
- フォーマット:LP(33 1/3RPM)
- 発売日:1992年
- レーベル/カタログ番号:MBC Records / SPV 008-60321
- ジャケット仕様:ピクチャースリーブ
🧷 収録曲
A面
- No Feelings
- P.V.C.(Wants To Be Me)
- Rotten(Really Was A Crazy Sod)
- Under Water Secrets
- Bill Grundy Interview
- C’mon Everybody
- Search And Destroy
- Malcolm’s Interview
B面
- Anarchy In The USA
- Satalite
- The Off Again
- Finsbury Park Kid
- No Lip
- Something Else
- My Way
- Revolution
曲名は盤面表記ママ
ブートにありがちな変名が多いですね。
🧷 プレス/バリエーション情報
✔️ マトリックス番号
- A面:008-60321 A DMM G.P.
- B面:008-60321 B
✔️ スリーブ

feat. Sid Viciousですが、ジャケットは初期メンバーの写真ですね。

” Statalite “ はスペルミスで、正しくは ” Satellite ” ですね。
両面ともモノクロで地味なジャケット。
バンドロゴが微妙に歪んでいるのが、ちょっと気持ち悪いです。
✔️ ラベル

ジャケット同様にラベルのロゴが歪んでます。

ジャケットと同じく、” Satellite ” がスペルミス
🧷 コレクターズ観点のポイント
US盤のセカンド・アルバム?


このレコード、「セックス・ピストルズ グレートコレクション」の中で、セミ・リーガル盤として紹介されております。
さらに、ワーナー・ブロスが「NMTB」に続くアルバムとしてアメリカに売り込むつもりだったとの記載がありますね。
ただ、バンド崩壊後、ワーナー・ブロスからリリースされるであろうとかなり噂になっていたようですが、実際にはひどいゴミのような作品と評されています。
結局は、MBC Records からリリースされました。
MBC Recordsとは?
MBC Records(McDonald Brothers Corp. の略)は、1980年代後半〜1990年代前半にかけてドイツで活動していた、主にパンク・ロックやハードロックのブートレグ(非公式盤・アウトテイク盤)を取り扱うインディペンデント/再発レーベルです。
このレコードは、ドイツの有名レコードディストリビューターであるSPV GmbHを通じて流通していました。
(カタログNoに「SPV」の表記が入っています)
ほかにも MBC Records からアナログのボックスセット「Jock Box 1」(Jack Box1)や、The Bollock Brothersとのスプリット盤「Anarchy Live Versoin」(Jock 1201)など何枚かリリースされています。
(これらのカタログNoの多くは「Jock」がつけられています)
現在は、設立者のJock McDonald氏の死去により、レーベルとしての実質的な活動や新規リリースはなく、版権管理用レーベルとなっています。
GEMAとは?

GEMA(ゲマ)は、ドイツの音楽著作権管理団体で、日本でいうJASRAC(日本音楽著作権協会)に相当する組織です。
ドイツで製造・製造ライセンスを受けたレコードやCD(西ドイツ盤・ドイツ盤)には、著作権管理の証明としてレーベル面に「GEMA」と印字されています。
レコード収集においては「ドイツ盤(または欧州プレス)」であることを示す主要な指標の一つです。
ただし、GEMAの表記が入っているからと言って、「公式盤(オフィシャル)」であることを意味するわけではありません。
ピストルズの原盤権は、Virgin Records や Universal Music 等が保有していて、MBC Recordsが正式にライセンス取得してリリースしているわけではないのです。
レーベルが「楽曲使用料(著作権料)」さえGEMAに支払えば、原盤権の許諾(アーティスト本人の許可)が曖昧なブートレグやグレーゾーン盤であってもGEMAマークを印刷してプレスすることが可能だったようです。
1980〜90年代のヨーロッパ(特にドイツやイタリア)では、「著作権料だけ団体に納めておけば店頭で普通に流通・販売できた」という法制度の隙間をついた未発表音源盤・デモ音源盤が数多く出回っていたようですね。
収録曲について
今のタイトルから元の曲のタイトルは、だいたい想像はつくかと思いますが、なぜ変えるんですかね?
このレコードでシドのヴォーカルが聴けるのは、以下の4曲です。
- A6:C’mon Everybody(正規音源)
- A7:Search And Destroy(ライブ音源)
- B6:Something Else(正規音源)
- B7:My Way(正規音源。冒頭のシナトラ風パートは丸ごとカット)
残りはデモ音源やライブ音源、インタビュー音源などで構成されています。
- デモ音源:A1、A3、A4、B1、B2、B4
- その他の音源:A5(Bill Grundy Interview)、A8(Malcolm’s Interview)、B3(The Off Again=再録版)、B5(No Lip、ライブ音源)、B8(Revolution=The Ex-Pistols名義)
ちなみにB2「Satalite」とB4「Finsbury Park Kid」は、曲名が違いますが中身は同じ”Satellite”の音源です。
ブートにありがちな水増しなのか、単なるミスなのかは分かりませんがひどいですね。
🧷 次回予告
次回は、「Revolution In The Classroom」(STP-0)を紹介予定です!
お楽しみに!
byebye 👋



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