【特別編】Sex Pistolsがカヴァーした曲とその原曲19選|結成前の演奏曲も紹介

Sex Pistols cover songs and originals – Never Mind the Covers artwork others

Here We Go!
Sex Pistolsのコレクション紹介!

エリオット
エリオット

今回は、Sex Pistols がこれまでにカヴァーしてきた
楽曲のオリジナルを集めてみました。

▼ ▼ ▼

🎧 紹介する19曲をApple Musicでまとめて聴く

🧷 アルバム/公式・ブートレグ収録あり

No Fun

アーティスト名:
The Stooges

リリース年度:
1969年

ピストルズの収録アルバム等:
シングルB面(”Pretty Vacant”のカップリング)

アーティスト概要:
イギー・ポップ率いるプロト・パンクの雄。退廃的かつ破壊的なサウンドと過激なライブパフォーマンスで、後のパンク/オルタナティヴ・ロックに決定的な影響を与えた。

Johnny B. Goode

アーティスト名:Chuck Berry

リリース年度:1958年

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle(メドレー扱い)

アーティスト概要:
ロックンロール創始者のひとりで、特徴的なリフとダックウォークで知られる。

Roadrunner

アーティスト名:
Jonathan Richman & The Modern Lovers

リリース年度:
1976年発表(録音は1972年)

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle(メドレー扱い)

アーティスト概要:
叙情的かつミニマルなプロト・パンクを提示したボストン出身のシンガーソングライター。

Substitute

アーティスト名:
The Who

リリース年度:
1966年

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle

アーティスト概要:
モッズカルチャーを象徴する英国の伝説的ロックバンド。圧倒的な音圧の演奏とステージ上の機材破壊など、ピストルズのアティテュードの先駆けとなった。

No Lip (Don’t Gimme No Lip Child)

アーティスト名:
Dave Berry

リリース年度:
1964年

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle

アーティスト概要:
1960年代の英国ポップ/ロックシーンで活躍したシンガー。「The Crying Game」などのヒット曲で知られる。そのB面曲をSex Pistolsが大胆にアレンジしてカヴァーした。

I’m Not Your Stepping Stone

アーティスト名:
Paul Revere & The Raiders

リリース年度:
1966年

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle

アーティスト概要:
アメリカのガレージ・ロック/ポップバンド。キャッチーなメロディとエネルギッシュなサウンドで人気を博し、モンキーズによる同曲のカバーでも広く知られる。

Whatcha Gonna Do About It

アーティスト名:
Small Faces

リリース年度:
1965年

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle

アーティスト概要:
スティーヴ・マリオットを擁した1960年代モッズシーンを代表するR&B系バンド。鋭いギターフレーズとソウルフルなボーカルが特徴。

My Way

アーティスト名:
Frank Sinatra
(作詞Paul Anka、原曲は仏語”Comme d’habitude”)

リリース年度:
1969年

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle

アーティスト概要:
アメリカのエンターテインメント界を象徴する偉大なポピュラーシンガー。伸びやかな歌唱力と存在感で20世紀のポピュラー音楽史に君臨した。

Something Else

アーティスト名:
Eddie Cochran

リリース年度: 1959年

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle

アーティスト概要:
アメリカの初期ロカビリー/ロックンロール・シンガー。洗練されたギターリフとドライブ感溢れるサウンドで、UKロック勢にも多大な影響を残した。

C’mon Everybody

アーティスト名:
Eddie Cochran

リリース年度:
1958年

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle

アーティスト概要:
若者の日常や不満をリアルな歌詞と跳ねるビートに乗せて歌い上げたロカビリーのパイオニア。21歳の若さで早世した。

Rock Around the Clock

アーティスト名:
Bill Haley & His Comets

リリース年度:
1954年

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle

アーティスト概要:
世界中にロックンロール・ブームを爆発させた立役者。映画主題歌となった同曲が大ヒットし、若者カルチャーとしてのロックの礎を築いた。

You Need Hands

アーティスト名:
Max Bygraves

リリース年度:
1958年

ピストルズの収録アルバム等:
The Great Rock’n’Roll Swindle
(Vo:マルコム・マクラーレン)

アーティスト概要:
イギリスのお茶の間で親しまれた伝統的なポピュラー歌手・コメディアン。親しみやすいヴァラエティ調のスタイルで長年愛された。

Through My Eyes

アーティスト名:
The Creation

リリース年度:
1966年

ピストルズの収録アルバム等:
Sex Pistols(3CDボックス、SEXBOX1)収録デモ

アーティスト概要:
ヴァイオリンの弓でエレキギターを弾くボウイング奏法などをいち早く取り入れた、英国のサイケデリック/カルト・モッズバンド。

Understanding

アーティスト名:
Small Faces

リリース年度:
1965年(シングル「I’ve Got Mine」B面)

ピストルズの収録アルバム等:
Sex Pistols(3CDボックス、SEXBOX1)収録ライブ

アーティスト概要:
黒人R&Bやソウルミュージックを爆音で再解釈したロンドン出身のモッズバンド。短い活動期間ながら後のパンク〜ブリットポップに及ぼした影響は絶大。

Silver Machine

アーティスト名:
Hawkwind

リリース年度: 1972年

ピストルズの収録アルバム等:
再結成ライブ(ブート音源)

アーティスト概要:
レミー・キルミスターも在籍した英国のアシッド/スペース・ロックバンド。サイケデリックで疾走感のあるリフと宇宙的な世界観で一線を画した。

🧷 ライブのみ

Psychotic Reaction

アーティスト名:
The Count Five

リリース年度:
1966年

ピストルズの収録アルバム等:
ライブのみ(ブートは不明)

アーティスト概要:
カリフォルニア出身の60sガレージ・ロックバンド。歪んだハーモニカと激しいテンポチェンジを特徴とする同名曲で一躍有名となった。

Born To Lose

アーティスト名:
Johnny Thunders & The Heartbreakers

リリース年度:
1977年

ピストルズの収録アルバム等:
1977年12月25日 Huddersfield Ivanhoe’s チャリティ・ライブ(Vo:シド・ヴィシャス)

アーティスト概要:
元ニューヨーク・ドールズのジョニー・サンダースを中心に結成されたNYパンクの代表格。ルーズで刹那的なロックンロール・アティテュードで一時代を築いた。

Chinese Rocks

アーティスト名:
作詞 Dee Dee Ramone / Richard Hell、Johnny Thunders & The Heartbreakersが有名に

リリース年度:
1977年

ピストルズの収録アルバム等:
1977年12月25日 Huddersfield Ivanhoe’s チャリティ・ライブ(Vo:シド・ヴィシャス)

アーティスト概要:
ディー・ディー・ラモーンとリチャード・ヘルが共作し、ハートブレイカーズが退廃的な名曲へと仕上げた、70年代NYパンクシーンを象徴するバンドおよび楽曲。

🧷 オーディション

I’m Eighteen

アーティスト名:
Alice Cooper

リリース年度:
1970年

ピストルズの収録アルバム等:
ジョン・ライドンがオーディションで歌唱したとされる曲(正式音源化なし)

アーティスト概要:
ギロチンや血糊を用いた劇的なステージ演出でショック・ロックのジャンルを確立した米ロック歌手。十代の鬱屈を描いた同曲は若者から強い共感を得た。

🧷 番外編(結成前/リハーサル演奏曲)

ここでは、Lee Wood著『Sex Pistols Day by Day』に記載されている、Sex Pistolsの前身バンド時代から初期リハーサルまでの演奏曲を紹介します。

現存する音源を確認できない曲も含まれますが、当時のレパートリーを知るための資料としてまとめました。

ウォーリー在籍期(ロットン加入前)

Build Me Up Buttercup

  • アーティスト名:The Foundations
  • リリース年度:1968年
  • アーティスト概要:白人と黒人の混成による英国のマルチラシアル・ソウル/ポップグループ。モータウン調の極めてキャッチーなメロディとポップセンスで世界的な大ヒットを記録した。

It’s All Over Now

  • アーティスト名:The Rolling Stones(原曲:Bobby Womack / The Valentinos)
  • リリース年度:1964年
  • アーティスト概要:ブルースやR&Bに根ざした英国ロックシーン最高のバンド。ボビー・ウーマックの楽曲をカバーした同曲は、彼らにとって初の全英シングルチャート1位を獲得した重要曲。

Three Button Hand Me Down

  • アーティスト名:Faces
  • リリース年度:1970年
  • アーティスト概要:ロッド・スチュワートやロン・ウッド(後のザ・ローリング・ストーンズ)が在籍した英国のルーズ&ルーツィなロックバンド。酔いどれ感溢れる骨太なサウンドで人気を博した。

A Day Without Love

  • アーティスト名:The Love Affair
  • リリース年度:1968年
  • アーティスト概要:スティーヴ・エリス率いる英国のポップ/ビートグループ。オーケストラを導入した華やかなサウンドで、1968年にヒット曲を連発してアイドル的人気を獲得した。

ジョニー・ロットン加入後

All or Nothing

  • アーティスト名:Small Faces
  • リリース年度:1966年
  • アーティスト概要:スティーヴ・マリオットのエモーショナルなボーカルと爆音ソウルサウンドが際立つモッズシーンのトップバンド。全英1位を獲得した代表曲のひとつ。

My Mind’s Eye

  • アーティスト名:Small Faces
  • リリース年度:1966年
  • アーティスト概要:R&B路線から一歩踏み出し、アコースティックでサイケデリックなアプローチやトラッドソングのメロディを取り入れたポップナンバー。

Hey Girl

  • アーティスト名:Small Faces
  • リリース年度:1966年
  • アーティスト概要:スティーヴ・マリオットとロニー・レインの共作で、R&Bベースの疾走感溢れるビートと印象的なボーカルが特徴的な初期のヒットシングル。

Sha La La La Lee

  • アーティスト名:Small Faces
  • リリース年度:1966年
  • アーティスト概要:キャッチーなフレーズとアイドル性の高いポップさで一躍彼らをメジャーへと押し上げた、初期モッズ期を代表するヒット曲。

Holy Cow

  • アーティスト名:Lee Dorsey
  • リリース年度:1966年
  • アーティスト概要:ニューオーリンズ出身のR&Bシンガー。アラン・トゥーサント作品を数多く歌い、コミカルかつグルーヴィーな持ち味でヒットを連発した。

Slow Death

  • アーティスト名:Flamin’ Groovies
  • リリース年度:1972年
  • アーティスト概要:サンフランシスコ出身、ストーンズ/ロカビリー直系のルーズなロックンロールを鳴らした米プロト・パンクバンド。

I’m Not Like Everybody Else

  • アーティスト名:The Kinks
  • リリース年度:1966年
  • アーティスト概要:レイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィス兄弟率いる英国ロックの重鎮。この曲はデイヴがリードボーカルを取った非同調的な反骨アンセム。

I’m A Boy

  • アーティスト名:The Who
  • リリース年度:1966年
  • アーティスト概要:ピート・タウンゼント作、ジェンダーをテーマにした異色のコンセプチュアルなシングルで全英2位を記録。

Shake

  • アーティスト名: The Creation(書籍記載)
  • リリース年度: 未確認
  • 備考: Lee Wood著『Sex Pistols Day by Day』には、1975年10月のリハーサルで演奏された曲として「Shake」(The Creation)が記載されている。しかし、The Creationの楽曲として確認できる資料が見つからず、現時点では曲の特定に至っていない。

🧷 Apple Music Playlist

記事で紹介する19曲は、Apple Music のプレイリストでもまとめて聴くことができます。
ピストルズの演奏と聴き比べながら、そのルーツを楽しんでみてください!

Apple Music未登録の方も試聴できます

まとめ

今回、ピストルズがカヴァーした曲をまとめてみましたが、こうして並べてみると結構バラバラですねw

The WhoやSmall Facesなどのモッズ系から、Eddie Cochranのロックンロール、The Stoogesのようなプロト・パンクまで。

原曲を聴いてからピストルズのカヴァーを聴いてみると、また違った面白さがあると思います。

Apple Musicのプレイリストも作ってみたので、よかったら聴き比べてみてください!

byebye 👋

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